adjective(形容詞)とlinking-verb(連結動詞)を習っていた時に、ちょっと『ほー…』と思ったお話。

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最近ね、文法の授業を受けている時に『ほぉー……!』と思ったことがあったんです。

英語って本当に学べば学ぶほど、日本語とはまったく違う考え方のもとでできあがってきた言語なんだなぁと感じます。

他言語を学ぶって、難しいけどおもしろいですね。

 

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感覚を表す【linking-verb】(連結動詞)のこと

先日、linking-verbというものについて勉強しました。日本では連結動詞という言葉で教えられているようですが、私そんなの習った覚えないぞ…?笑

それは置いておいて。

とにかくこのlinking-verbというのは、主語とそのlinking-verbの後ろにある語句とをイコールで結ぶ動詞のことを言うようです。

例をあげてみると、

She is beautiful.
He is Ken.

みたいなことですね。

そしてこのlinking-verbの種類のひとつとして、sensory-verbというものの説明がありました。日本語では感覚動詞と教えられるものだそうです。(だから教わった覚えないってば!)

これはいわゆる人間が五感で感じるもの。tasteやらsmellやらfeelやらというものたちが該当します。

It tastes good.
The rose smells sweet.

などなどです。

そして約束事として、これらのsensory-verbの後ろにはadjective(形容詞)がきます。 この例文でいうならgoodやsweetがそれに該当します。

そして先日これらを理解する練習として、例文を読み、どの動詞がlinking-verbであるかを判断する問題を解きました。

その中で、間違いがたくさんあった動詞があります。

それがloveでした。

loveをfeelと同じsensory-verbのひとつであると考えた生徒がけっこういたんですね。

なぜloveはsensory-verbではないのか。

それは、loveというのは愛するという動作を表すaction-verb(動作動詞)であるからだと先生は説明しました。

愛することは自分が主体的に動くことで生まれるものだから、と。

私はこの説明を聞いて『おぉ、なるほど…』と思ったんですね。なぜなら、私はloveをsensory-verbだと考えた生徒の気持ちの方に近いからです。

今までは何となく、loveというものは自然発生したそう感じる感情をさすものという漠然とした印象を持っていました。

でも英語圏の人にとっては、それらは自分が対象者(物)を愛していると思い、そして愛するという行動を起こしてはじめて生まれるものなんだなぁ、と。

何ていうか…、自分の中の概念の変化なのですごく難しいんですが…!

そして英語って本当に、自分がどう思うのか、どうするのか、ということをはっきりとさせたがる言語だなぁ、と思います。

だって英語って、何はなくともとりあえず主語と動詞が文頭にくるじゃないですか。彼女は思う、私は提案する、っていう風に、まず最初にそこをはっきりと言いますよね。

でも日本語って、その点に関してはどちらかというと真逆な考え方の言語だよなぁって思うんです。何なら主語や動詞の部分をいちばんあやふやにできるし、話す時はみんなそうしたがりますよね。笑

私個人の感じ方では、英語は本当に話し手主体の(話し手の意思表示をしっかりする)言語だよなぁとつくづく思います。

違いは難しいけど、だからこそおもしろい

もう本当にどこまでも違う言語で、どこまでも難しいです英語!!

おかげでなかなか文章も組み立てられないし、相変わらず言いたいことをきちんと伝えることもできません。

そもそもですよ。今まであんまり自己主張をせず、いかに波風を立てずに話を進めるかという環境の中で育ってきている私(たち)にとって、話し手の意思表示をしっかりする言語というのは本当に抵抗があるんです。

『私は“~”だ。なぜなら“~、”』

と、そう最初に言い切ってしまうのは本当にきっつい。(いやまぁそこは言葉のチョイスによってふんわりさせたりもできるんですが、そんな段階までまだいかないよ!)

色々なものを切り替えないと難しいです。

でもだからこそ、英語っておもしろいんですけどね!!

 

コメント

  1. りな より:

    あれ?わたしも習った記憶が、、、ww
    でも、なぜそうなるのかっていう説明も、もちろん英語ですよね(>_<)英語の授業を英語で受ける、、すごいことですよね(>_<)でも、理解できたら楽しんだろうなぁ、と思います( ´∀`)

  2. yukikolog より:

    >りなさん
    絶対こんなの学校で習った覚えないんだけどなーっていうのが頻発しています。笑
    もちろん英語ですよー。でも先生の英語はかなりゆっくりはっきり、それでいてものすごいきれいな発音で話してくれるので、先生の言葉が理解できないということはおそらくないと思います。
    それよりもクラスメイトとの会話の方が…本当にもう…!って感じですよ!笑

  3. みきこ より:

    わたしも連結動詞は全く習った記憶ないです(笑
    愛は感覚ではなくて動作…!
    良い意味でとてもショッキングでした。
    愛は自分から主体的に動くことで生まれるものという概念とても素敵だなぁと思いました。
    学ぶって知識が増えるだけはなくて、新しい気付きが出来ることなんですね。
    言い切る!って難しいですよね。
    ただでさえ自信なくて「たぶん」「~と思うんだけど…」みたいなワードを多用するわたしにはハードルが高いです。笑
    度胸が欲しい…!

  4. yukikolog より:

    >みきこさん
    お返事が遅くなってしまい、本当にすみません…!
    やっぱりねー、ないですよねー!よかった私だけじゃない!笑
    そうなんですよね、私とって『愛』ってそう感じて思うことだけで完結するイメージだったんですけど、こっちの人はそうではないんだなー思いました。だからこっちの人たちって、あんな風に感情表現(愛情表現だけでなく)が豊かなのかもしれないですね。
    そうなんです、言い切るのってものすごくこわいです。そりゃ英語圏の人たちは自分の意見を持ったおとなになるわ!と改めて実感しました!
    度胸、私も欲しいです…!

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