画像は青空エール | 作品紹介 | 別冊マーガレット 公式サイトよりお借りしました。
どうもこんにちは!『青空エール』に並々ならぬ愛を持っているユキコです!!
さっそくですが、そんな私が熱い愛を傾ける『青空エール』が、ついに完結したんです!!
もうね、本当に涙なしでは読めないこの漫画。
お願いだから語らせてーー!!!!
目次
『青空エール』単行本化全19巻にて完結しました(ネタバレあり注意)
再度ご紹介いたします。以前の(無駄に熱く語っている)ブログはこちら。(しつこい)
登場人物たちの紹介や大まかなストーリー内容についてはこっちに書いているので、今回はその辺は抜きでいきなり私の感想にいっちゃいますね。
前回の紹介ブログの時点では最終巻手前の18巻まで出ていたと思います。でも、私はブログ上では11巻くらいまでの内容にしか触れていませんでした。
春になり、つばさたちは2年生に進級! 吹奏楽部にも新1年生がやってくる。すぐに後輩の指導を任せられたつばさだけど、自信満々で生意気な態度の瀬名に四苦八苦! 思わず厳しく叱りつけたら、なんと翌日、瀬名は部活に来なくなって!?
ちょうど主人公のつばさが2年生になってはじめての後輩ができた頃です。この表紙の真ん中の男の子が後輩の瀬名くん。ヒトクセあるんですがかわいいやつです。
どうして私がブログでは触れなかったかと言うと、つばさが2年生だったこの期間、内容が本当につらかったんです。
この時、つばさは吹奏楽部では3年生の先輩とうまくいかなかったり、コンクールメンバーについてもひと悶着あったり。さらにつばさの恋のお相手である野球部の大介くんもケガがあったりと、つらい1年間でした。
主人公、つばさの成長とまわりのみんなとの友情が熱い!
そこから先輩たちが卒業して、つばさたちが最高学年になって。つばさにとっても、そしてみんなにとっても高校最後の夏がきました。
水島に気持ちを拒まれ、「部活をやめたい」と言い出したまるちゃん。力づけようとするつばさだけど…。いよいよつばさたちも最終学年・3年に進級。新章スタートでますます加速する青春部活ストーリー!
ここからつばさたちの最後の1年間がはじまります。
つばさの所属する吹奏楽部は春に合宿を行います。つばさも1年生の時、この合宿で吹奏楽部内に友だちができて本当に部内に溶け込むことができました。
この最後の春合宿で、つばさたちは1年生が陰口を言っているのを聞いてしまいます。それは、つばさの実力についてでした。
つばさの実力があの程度なら、つばさではなく自分たちがコンクールに出られるんじゃないか。
そう言われているところに出くわしてしまうんですね。
それに対して怒るつばさの友だち。でもつばさ自身は怒るのではなく、『それは私が言わせてしまった』んだと言います。
自分がもっと上手かったらそんな風には言わせることはなかったんだから、と。
(『青空エール』15巻より引用)
ここで、つばさは改めて自分の気持ちを伝えます。本当に成長したね……
また、この15巻ではつばさの親友まるちゃんの水島くんへの恋にひとまず決着がつくところも見どころです。
水島くんはまるちゃんからの気持ちに応えることはありませんでしたが、誠意をもってまるちゃんに対応しているんです。
物語序盤から、周囲の人間とどこか線を引いているような人間だった水島くんが、誰かからの好意を受け止め、考え、そして答えを出す。そんな姿を見せてくれるようになるだなんて、本当に想像もできませんでした。
主人公つばさ以外のキャラクターたちの成長も熱い!!
全19巻のうち、私の一押しはこの17巻です。ここでついに、大介くんたちが甲子園に出場するかしないかが決着します。
白翔野球部は甲子園出場を賭けての決勝戦の最中。つばさの夢である甲子園での応援は実現するのか──。そして「甲子園出場できたら、つきあおう」というつばさと大介の約束も叶うのか!? 部活も恋も熱い高校3年の夏休みです!
が、私にとってはそれ以外の、他のキャラクターたちの言動が熱かった…!(大介くんごめん!でもこの表紙を見た瞬間のときめきはすごかったよ!!笑)
(『青空エール』17巻より引用)
この二人は吹奏楽部の顧問の先生です。
二人ともつばさたちのOBで、現役時代には3年連続全国大会へ出場した実力者。そして今回、吹奏楽部の全国大会出場をかけたコンクールのために野球部の応援には行かないと決断しました。
それでもやっぱり、生徒たちのけなげな姿や気持ちを考えると……というシーンです。『青空エール』の舞台である白翔高校の所在地は北海道。自分たちの夏のコンクールも目前な中、甲子園がある兵庫へ数十人単位での遠征。できるなら避けたいだろうな、というのはわかります。
髪の短い方の先生は杉村先生といって、最初は初心者であるつばさなど歯牙にもかけない先生でした。でも、だんだんつばさの本気と成長を目にすることで、そんな先生の態度にも変化があらわれます。
このシーンなんかは、その変化が如実にあらわれているんじゃないかと…!
そもそも杉村先生が自分の考えを人に影響されて変えるなんてこと、序盤では本当にありえなかった!
見た目に反して熱いものを持っている、素敵な先生なんです。
そしてこの17巻の中で、私的にいっちばん!熱かったのがこちらのシーンです。
(『青空エール』17巻より引用)
いつもなら水島くんが担当する『必殺仕事人』という応援曲の冒頭にあるトランペットのソロ。それを、水島くんはつばさに託します。
このソロの部分はきっと誰もが聞いたことがあると思います。それくらい有名で、それでいてここが崩れてしまうとこの曲自体が総崩れになるような部分なんです。
そんな大事な部分を、水島くんはつばさに託しました。
この水島くんも話が進むごとに本当に素敵なキャラクターになっていったんです。
誰かを信頼すること、誰かと協力していくことを学んで、つばさと二人三脚でトランペットパートを支える彼は本当にかっこいいです。
(『青空エール』17巻より引用)
ストーリーの序盤では、つばさなんてまったく信用していなくて。先ほども言いましたが、自分以外の部員との距離感は、誰よりもドライでした。特につばさのことは、自分よりも一歩も二歩も後ろにいるのが当たり前だと思っていたような水島くん。
そんな彼がこんな……こんな笑顔でつばさとハイタッチなんて、序盤では本当にありえ(以下略)
何だったらこの漫画の中で、つばさについで成長を見せたキャラクターなんじゃないかと思います。水島くん、実は私の推しキャラです。笑
ダレることなく、最後まできれいにまとまった良作です
最終巻である19巻は、つばさの最後のコンクールも終わり目指していた全国金賞も受賞。部活引退後は大学へ進学し、本当にきれいにまとまりました。
ここで変に大学生編に続きます!なんて引き伸ばしがなくって、本当に、
本当によかった。心から、よかった。
【雑誌掲載時の著者カラー原画を収録したリマスター版!】全国大会への出場が決まった白翔高校吹奏楽部。金賞を目ざして厳しい練習に打ち込む。直前合宿で、トランペットパートの雰囲気は悪くなっていき――。全国大会前につばさはどうする!? 大介と励ましあいながら歩んできたつばさの3年間、完結!
表紙の男の子は、誰かと思えば大介くんでした。
野球部を引退したあとに髪の毛を伸ばし始めるのは、やっぱりみんな一緒なんだね……こんなとこまでリアルだな!笑
まさに大団円で終わりました。
えっと、本当にお願いがあるんですが……
誰か本当に『青空エール』読んで。
そしてお願い誰か私と語ってーー!!!!
まとめ買いもほんとちょうおすすめ……!!
高校野球関連なら、こっちもめちゃくちゃおすすめ……!!!!
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