前回のブログでは、私が現在のお仕事をゲットするにあたり、レジュメ作成からそのレジュメ配りまでをお伝えしました。
>>>ビクトリアワーホリでローカルジョブをゲットするまで。レジュメ作成からレジュメ配り編。
今回は、ワーホリの仕事探しにおいていちばんの山場!
英語でのインタビューについてお話していきますね。
レジュメ配りのあと、インタビューゲットから契約書もゲット!するまでを時系列でお話します
今の職場の求人にインターネットでアプライした2日後。
私はその時バスに乗っていました。バスの中でスマホの振動に気づき、画面をのぞくと知らない番号からの着信アリ。
『………げ。電話。これ……』
私はその時、まだ誰にも自分の電話番号を教えていませんでした。そしてかかってきている電話番号はフリーダイヤルなどではない、おそらくビクトリアの地元の番号。
ビクトリアはバスの中での通話は特に禁止されていません。本当に、本当に心からイヤでしたが、とりあえず電話に出てみることにしました。だって、電話……英語で電話なんて、ハードル高過ぎ。
案の定、ほぼほぼ何を言われているかさっぱりわからない。というより、そもそもバスの中で通話音声を聞き取るの、無理!!
そこで私は、とりあえずその場は電話は切らせてもらい、こちらから折り返しをするよう伝えました。
すぐさまかかってきた電話番号をGoogle検索してみると、確かに間違いなく求人にアプライしたレストランでした。
『いや本気でイヤなんですけど……』と思いながら、静かな場所でこちらから折り返しました。
わかってはいましたが、ありがたいことにそれはインタビューについての電話でした。
何とか“明日・11時から・お店でインタビュー”というキーワードを拾い、電話を終えました。
もう本当に嫌で嫌でたまらなかったです。笑(自分から申し込みしといて何たる言いぐさ)
とりあえず、すぐさま新しいレジュメ配りの予定は取り消しし、明日のインタビューの準備に切り替えました。
英語でのインタビューに向けて、準備してみたあれこれ
あれこれ、というほどのものは特にありませんが、あらかじめどんな質問がされやすいかを調べ、そしてその質問に対しての返答を考えてみたんです。
私が想定した(Google先生が教えてくれた)質問は、とりあえず3つ。
- あなたのことを教えてください。
- どうしてここに応募しましたか?
- (インタビューの終わりに)何か聞いておきたいことはありますか?
これらをぶっつけ本番で、というかそもそも英語で聞かれたとして。
たぶん私、絶対に答えられない。それ以前に聞き取れない。
というわけで。
こちら冒頭にものせた写真ですが、これが私のインタビューの準備の全貌。
『私は日本で8年間、食に関する仕事をしてきました』
『私はグレートなホスピタリティスキルと、食へのホットなパッションをもっています』
『だから私は、今回のこのチャンスにとっても興味があります!』
ウソじゃないよ。ウソは書いてない。(ホットなパッションはちょっと盛ったけど。笑)
しかも、2つ目に想定していた質問については、何と答えが思いつかぬままインタビュー当日を迎えました。もうちょっと頑張れよ!
実際のインタビューではこんなことを聞かれました!
迎えた当日。
時間ぴったりにお店へ行き、店内のすみの方の席に通され、何やらエントリーシートのようなものを書きました。
エントリーシートの内容は学歴や職歴の他、希望時間帯や希望ポジションなどを確認されるようなものです。
そしてほんの数分後、このお店のキッチンチーフがやってきました。
まずは初対面のごあいさつ。そして握手。ここは緊張していても、相手の目を見て笑顔でぎゅっと力強くいきましょう!
このお店はインターネットでアプライする際、一緒に自分のレジュメをアップロードすることができます。そのため、先方はすでに私のレジュメを持っている状態でした。
さささささあ何を聞かれる…?!と緊張していた私。ここで私が聞かれた質問は、
- あなたは何ができそう?うちはスープやサラダや、揚げ物や一通りのポジションがあるんだけど…
- いつまで働ける?ビクトリアにはいつまでいるの?
- どの時間に入れる?学校とか行く予定はある?
こんな感じでした。
今となってはどれに何と答えたか定かではないんですが、とりあえずどの時間に入れる?という質問には『Anytime okay!!』と元気よく答えたことは覚えています。(アホっぽい。笑)
英語のインタビュー、めちゃくちゃ疲れる。
合間にはキッチンのチーフからの雑談もはさまります。
『うちは日本人が働いてたこともあってねー。彼はりんごの皮をつなげてするするーっとむいちゃうような素晴らしいナイフスキルを持っていたんだよー』なんて言われつつ、これは遠回しにうちはこれくらいのスキルを求めてるんやであんたはいけるんか?(なぜ関西弁)というアピールか?と疑心暗鬼になりつつ。
インタビューがはじまって10分ほどになると、英語に対する集中力も切れてきます。
正直私は、今回は英語のインタビューの練習の機会だと思って臨んでいたため、『早く帰りたい……』と思い始めていました。
インタビューの合否は、まさかの採用?!
が、最後に相手から出てきた言葉は予想外のもので。
チーフ:『じゃ、今日の5時から来れる?』
私:『……は?』
そのままあれよあれよという間にキッチン内へ通され裏口まで案内され、『5時に来る時はここから入ってね!じゃあまた!』と言われ、その場は解散。
お昼前にはインタビューは終了したので、その日は5時までふわふわした心境のまま過ごしました。
そこで気付きます。
あっ、インタビューの予習した意味、まったくなかった……。と。
2週間のトレーニングののち、無事に本採用となりました
その後のことは、こちらにも書いています通り。
>>>ビクトリアワーホリでお仕事ゲット!いわゆるローカルジョブってやつです。
言われるがままの時間に来ては、意味がわからないまま働き。
その合間にこのお店のえらい人たちと顔を合わせ、お給料を振り込むためのアカウント情報をなんとなーく伝え、無事に本採用となりました。
今思えば、たぶん、インタビューのときとかにトレーニング期間のことも聞いてたんだろうな。全然記憶にないけど。笑
幸いなことに、このお店の人たちはみんなとても、とってもいい人たちです。
いい意味で楽観的で、これぞイメージしていたカナディアンだ!という感じ。
いつも笑っているし、怒ったり怒鳴ったりしているのなんて見たことがありません。私も今日まで、怒られるということは一度もありませんでした。
そうなんです。ここまで書きながら当時のことを思い出してみても、勝因(お仕事をゲットできた理由)はさっぱりわかりません。
運、タイミング。
ワーホリでの仕事探しは本当にこれらに左右されると聞いていましたが、私もその通りだと思います。
ありきたりのことしか言えないですが、今現在まさに仕事探しをしている人がいれば、その人には絶対にあきらめないで!と伝えたいです。
せっかく海外で頑張っているんです。妥協は絶対にして欲しくないから!
以上、参考になるかわかりませんが、ユキコがビクトリアワーホリでローカルジョブをゲットするまで、でした!
ワーホリ最終日、私が実際に働いていたお店について書きました。
ワーホリの心配事は、まずは無料エージェントへ相談してみましょう!
コメント
はじめまして。
「ワーホリ ビクトリア」で検索して、今日初めてユキコさんのブログを見つけて、今もずっと読んでいます。
書いているその時の心境もリアルなので、面白くて。
不安な事もあるけど希望もビクトリアが好きな気持ちも胸の中にあるのだなあと思うと、応援せずにいられなかったのでコメント残します。
大変な事もあるようですが、人生一度きり。めいっぱい楽しんで下さいね。
8年くらい前ですが、ブッチャートガーデンへ行くバスの中から、だだっ広く黄金色の小麦畑を見ました。その景色があまりにも美しくてドキドキしたのを覚えています。
ビクトリアは素晴らしい街だと思います、また行きたくなりました。(ブログを読んで、私もワーホリ行きたい熱が高まりました)
ブログ読むの楽しみにしています!
お仕事ファイトです。
>aliceさん
はじめまして、コメントありがとうございます。
はい、すべて本音で書いておりますので、それはもう(三十路女の)リアルなところをさらけ出しているのではないかという自負があります!笑
ですので、そんな風に受け取っていただけるのは本当に嬉しいですし、励みになります。ありがとうございます。
ブッチャートガーデンへ行く途中…なんとなく、あの辺りかな?という場所が浮かびました。ビクトリアって、そんな何気ない場所も本当に息をのむくらい美しい町ですよね。
ビクトリアでのお仕事も残りわずかになってきて、最近はちょっとドキドキしています。
ありがとうございます、頑張ります!
こんにちわ
今現在バンクーバーでワーホリをしてる最中なのですが、バンクーバーの日本人の多さにびっくりしたのと都会すぎて便利なのはいいけどネイティヴと関わる機会が少ないと感じてカントリーサイドに移動しようと思ってます。いろいろ調べてビクトリアが住みやすく温暖がいいとわかってユキコさんのブログに辿りつきました。ビクトリアでの生活のメリットやデメリットとを教えていただけますか?また日本人は多かったですか?
>Narumiさん
はじめまして、コメントありがとうございます。そしてお返事が大変遅くなってしまってすみませんでした。
メリットとデメリット…そうですね、まず日本人についてはバンクーバーよりは少ないと思います。ただ、それでもやっぱりカナダの中では多い方だとも思います。特にダウンタウンを歩いていれば、1日に何度も日本語が聞こえてくるくらいです。日本から近い西海岸側にあって、気候もあたたかく住みやすいところが大きなポイントなんでしょうね。
お店の数など働き口については、やっぱりバンクーバーとは比べ物にならないくらい絶対数が少ないです。選ばなければあることはありますが、特に観光シーズンオフの時のビクトリアの町は本当にさみしいですから…。
カナディアンと接する機会が増えるのを求めてカントリーサイドへ移動するのであれば、個人的にはもっと日本人が少ない場所の方がいいとは思います。