鋼の心が必要だなぁって、この週末に思ったんですよね。笑
なぜならば。
私が今話をしている相手は、日本人ではないんです。しかも、お互いがお互いの母国語ではない英語を使い、成り立っているのかいささか不安な会話で意思疎通を図っています。
そんな日本人以外の人たちとのコミュニケーションの中で、思うことがありました。
生まれ育ってきた環境が違うと行動も違う!!
何かと言うとですね、同じクラスの例えば中国人やタイ人その他、日本以外の国出身の人たちと話していて思ったこと。
彼ら、自分が悪いとはみじんも思ってないんじゃないか?っていうことでした。笑
繰り返しますが、私たちが今使っている言語は英語です。
それは私にとっても相手にとっても母国語ではなく、そしてクラスメイトであるために、そこまでお互いのレベルに差はないはずなんです。
そして、そんなお互いの会話は、たびたび止まります。
相手が何を言っているのか聞き取れない、聞き取れても意味が通じない、など理由はたくさんありますが、スムーズに会話がすすむことの方がまれです。
そんな時、私は毎回『あれ?私の発音が悪かったかな?それとも文法の組み立てがおかしかった?』と思っていました。
さらには相手にため息をつかれたり、顔をひそめられたり、時には舌打ちをされたり(けっこう頻繁されるので、最初は本当にびっくりしました)するたびに、べっこりと凹んでいたんです。
こういう考え方の日本人ってけっこう多いんじゃないでしょうか。
でも思いました。
そんなに私だけの一方的な力不足が原因か?と。
そもそも相手もなかなかの発音をしているよ?!しかもなかなかの発音のわりにしゃべるスピードが早い(ように聞こえる)から、余計に何を言っているのかわからない!文法も、それ本当に合ってるの…?
ようは、何であんたそんなに自信満々やねん!!(突然の関西弁)ってことです。笑
そしてその疑問について、ちょこっと調べてみたんですよ。
そうするとあらびっくり。
彼ら、本当に自分が悪いとはまったく思ってもいないんです。何なら基本的には自分から謝ったら負けだと思っている。
そんな文化なんですって。(とある一例です)
私は『な、なるほど…!』と脱力しました。
つまり、お互いに会話が成り立たなかった時の気持ちの持ちようがまったく違うってことなんですね。私たちの『自分の下手な英語に付き合わせて申し訳ないなぁ…』とついつい考えがちになってしまう思考回路、彼らは最初から持ち合わせていない。
そういう風に考えるようになっていないんです。
あぁ、なるほど。だからあなた達そんなに自信満々なんだね…!!!!
最初の1週間の授業が終わって、そんな結論が出ましたよ。
理解したいという姿勢で、どんどん話して慣れていく!
まぁそれがわかったところで、やっぱりため息や舌打ちはけっこう凹みます。慣れるまでは本当に鋼の心が必要だと思います。
だって面と向かって舌打ちですよ!ため息ですよ?!笑
でもそれに恐れをなしていては、たぶん誰ともしゃべれなくなってしまうので…。
来週からは、極力気にしない方向で頑張ってみようと思います。何だかんだで聞き役に回りがちだった先週、これからはもうちょっと自分からも話したいな!
本当に今までと違い過ぎて驚きの連続な毎日です。
次はまたどんなことに驚くのかなー。
コメント
こんにちは!!( ´∀`)お互い母国語じゃない言語で会話って難しいですよね、、なるほど、、向こうはそう思っていることが多いんですね、、。舌打ちされるとちょっと落ち込むし、こっちが間違ってたの?!って思っちゃいますよね(>_<)わたし接客業なんですけど、確かにアジアのお客さんに英語で接客してると、舌打ちされたり、ため息されること多々ありますwわたしも前まで、わたしが間違ってるのかなと思ってたんですが、ある日、舌打ちされるからといって必ずしもわたしが間違ってるわけではない!と気付きましたw でも舌打ちされるとショックですよねー(;_;)
よく分かります!みんな違うというか、日本人が特殊なのだろうと思いますね。この性質というか傾向のお蔭で、海外では困ったことになることも多いですね。すべての失敗を日本人のせいにされるなんて話は良く聞きます。しかしこの性格は同時に、美徳でもありますからね。バランスを取って美徳は失わず、しかし何でもかんでも謝るのもやめたいですね(慰安婦問題しかり)
初めてのコメントで長々と失礼しました。
ユキコさん、ものすごくよくわかります!!
私のクラスではアジアの生徒より南米の生徒のほうが授業中にたくさん発言をします。彼らは自信満々なのですが、実はあまり文法を理解していないということがわかりました。
私もそうですが、会話において自責の念を抱いたり、きちんとした文法で発言したいと思うのは、日本人の美徳だと思います。
私も相手の反応に落ち込むことがあります。でもお互い英語を学んでいる人間同士です。相手の反応が必ずしも正解ではないと思うようにしました。
各国これまでどのように英語と接してきたか、どのような英語教育を受けてきたかで、英語における得意分野も異なるような気がします。それをお互いに尊重し合い、良いところを刺激し合えればいいのでしょうけどね…。
本当に鋼の心が必要だと思います。
>りなさん
本当に難しいです…!
いまいち違うニュアンスで伝わっているのがわかってしまったりもして、話しながらもだもだしています!笑
そうですね、舌打ちは相づちや自分が何を言おうか考えている時にやるものだったり、いろいろな意味合いがあるようです。日本では完全に不愉快だということを伝えるものなので、ちょっとびっくりでした。
が、頑張って慣れましょうね…!
>sachiさん
そうですね、この奥ゆかしさ(自分で言う)は素晴らしい美徳だと思うのですが、必要以上に引いてしまうのはよくないことだと思います。そしてついつい『Sorry.』と口から出てしまうのも。
バランスが大事だというのは、まさにその通りだと思います!
>junkoさん
同じくですー!私のクラスもやっぱり発言は中南米出身の人たちが圧倒的です!
けれども質問の内容を聞いていると『あれっ?それ?』みたいなことも多いので、やっぱり文法に関してはしっかりとした教育を受けてこれたのだなぁと実感しますよね。
お互いの得意分野を尊重し合って刺激し合える…、そうできたらなと私も思います。
最近は私も頑張って聞き返せるようになってきましたよ!相変わらず私もガンガン聞き返されていますが!笑
無理せず、でも心は強く持って頑張りましょうね。