カナダのビクトリアは小さな町です。
そのためか、この町には鉄道(電車)はなく、公共の交通機関はバスのみです。でもこのバスが町中を網羅する勢いで路線があるので、不便はまったくありません。
カナダのビクトリアに来たら避けては通れない、これらバスの存在。
今日はこのバスのことをいろいろまとめて書いていきます!
ビクトリアのバスの乗り方まとめ
さて、まずはビクトリアを走っているバスたちは冒頭の写真のバスです。もう一度のせておきますね。
路線によっては二段バスだったり、もう少し小さいのだったりが走っています。でもどれにも『BC Transit』と書かれているので間違えることはありません。緑とネイビーのラインも目印!
バスは前乗り後ろ降り。そして乗る時に先に料金を支払います。でも後ろ降りはあんまり守られていない感じ。自分がいる位置が前の扉に近かったら、みんな普通に前の扉から出ていきます。笑
バス料金は$2.50です。どれだけ遠くへ乗っても、バスを降りなければ料金は変わりません。
支払い方法は現金(ただしおつりは出ません!)、バスチケット(回数券みたいなやつ)、そしてバスパス(月間パスです)の3種類から選べます。
現金で支払う時は、コインであれば種類は制限はない様子です。5セントでも25セントでも入れられて、とりあえず$2.50になればいいっぽいです。日本だったら100円玉と10円玉しか受け付けてくれなかったりしますよね。
——-ココカラキリトリ——-
途中で乗り換えがある場合も、乗換チケットをもらえば次のバスでまた料金を支払う必要はありません。乗換チケットはトランスファーチケットといい、欲しい場合は乗り込む際に運転手さんに声をかければもらえます。(『トランスファープリーズ』みたいな感じで!)
こんなのがもらえます。
トランスファーチケットには日付と時間が書かれていて、いちばん上の数字(ちぎられている部分)の時間までなら乗換可能ということになります。ちなみにトランスファーチケットを使って乗り換える時は、このチケットを運転手さんに見せるだけで大丈夫です。
——-ココマデキリトリ——-
※2016年4月より、このトランスファーチケットの制度は廃止となりました。今後は乗換えが必要な人、もしくは1日のうちに何度かバス利用の予定がある人については、$5で1日乗車券を購入する必要があります。こちらもバスの中で買えますが、やっぱりおつりはもらえないので注意が必要です!
降りる時は、降車ボタンを押すか黄色いひもをひっぱります。
ひもをひっぱるって何だ?と私も思っていましたが、これ以上の説明はできません。バスの車内にひもがあるので、降りたい時はひっぱってください。笑
これ。笑 (見にくくて申し訳ないです!)
そしてビクトリアのバスの最大の難関。それはバス停ごとの車内アナウンスがないことです。
しかも小さいバス停はこんなだったりするし…。もっと主張しておくれ!
つまり、自分が降りる場所の目星をだいたいつけておく必要があります。
よく自分なりに目印を見つけておくといいと言いますが、私これ、ぶっちゃけ冬場の夜は不可能だと思うんですよ。だって、今の時期のビクトリアは夕方の5時前には日が暮れてきちゃいます。特に住宅街の方は街灯もあまりなく、バスの外はけっこう真っ暗。
外なんて何にも見えないんですよねー。そもそもバスの窓が汚くて、外が見えないことも多いです。笑
ちなみに車内アナウンスはまったくないわけではなく、今走っている道路の名前のアナウンスはしてくれます。(なぜか)
というわけなので、私はGoogleマップでGPS機能をオンにしておき、自分がどの辺を走っているかをひたすら確認しながら乗っています。
ちなみにどこかへ行く時もGoogleマップ様は大活躍してくれます。Googleマップに現在地、そして行きたい場所(目的地)を入力すると、乗るべきバスの番号と降りるべきバス停を教えてくれるんですよ。
これはCamosun Collegeへの行き方を調べたときのスクショ。
もう本当にGoogleマップ様々です。
ちなみにこの機能はオンラインでしかできないので、Wi-Fiがあるところでこんな風に調べてから出かけるとなお安心です。オフラインではGPSは作動しますが、こんな風にルート検索はできません。
※最近はGoogleマップと現地のバスのアプリも使っています。
バスパス、バスチケットの買い方などまとめ
私は学校がはじまったので、バスパス込みの学生証がもらえました。(Camosunは学費にバスパス代が込みなんです!やったね!)
でもそれまでは何かと不便だったので、バスチケットを購入していました。
10枚つづりで、お値段は1枚分だけお得な$22.50。
年齢ごとに値段が違うので、購入時は年齢を聞かれました。子ども用は当然これよりもっとお安いですが、ズルはだめ。絶対。
チケットの裏側。
購入できる場所は、コンビニやドラッグストアになります。先ほど言った1日乗車券も同じくコンビニやドラッグストアで購入できます!
コンビニだったらセブンイレブン(わりとどこにでもあるので…)、ドラッグストアだとShoppers(ショッパーズ)というお店で買うことができます。私はダウンタウンのど真ん中にあるShoppersで購入しました。
普通のレジでなく、サービスカウンター(のようなところ)で購入します。
その際、先ほども言いましたとおり、チケットは年齢層ごとに金額が違うためどの区分のチケットを購入するのか聞かれます。何度も言いますが、ズルはだめ。絶対。ちなみにセブンイレブンで購入する場合は、普通にレジで大丈夫です!
このバスチケット、バスの運転手さんに言えばバスチケット2枚と1日乗車券とを交換してくれますよー。
ビクトリアではバスなしには生活できません
ぶあつーいバス時刻表。(バスの中に置いてあります)
と、こんな感じで日本とは少し勝手が違うビクトリアのバス事情。本当にビクトリアでの生活にはなくてはならないものなので、いっぱい乗ってさっさと慣れてしまうことをおすすめします!
しかしこのバス、時間もわりとルーズです。笑
10分や15分の遅延なんて日常茶飯事。始発のバス停でさえも!そのくせ時々、早く来てそのまま行ってしまったりもします。このやろー!笑
そんなゆるさもビクトリアの魅力の一つとして、今後もバスにはお世話になります。
以上、ビクトリアのバス事情のまとめでした!
コメント
初コメントです。
カナダへのワーホリに興味があって、予習の意味で覗かせていただいております!
日々の更新楽しみにしてますね\(^o^)/
>めぐみさん
はじめまして。コメントありがとうございます!
よよよ予習ですか…!(勝手にプレッシャー)
カナダはとてつもなく広いので、私からはビクトリアの情報しかお届けできないのは心苦しいですが…。
またいつでも遊びにきてくださいね!
夏休みに家族個人旅行に下調べをしています。回数券は束になっているのですか?1冊を購入して同時に家族で使うことは可能ですか?それからBC TRANSITのホームページで時刻表など検索していたらファミリートラベルとあって家族旅行で12歳以下の子供連れは子供の分はチケット無料と理解したのですがご存知ですか?
>mamaさん
はじめまして、コメントありがとうございます。
回数券、というのはいわゆるバスチケット(1回乗車券が10枚つづりのもの)でしょうか?それでしたら文中の写真のとおり、10枚セットのものになります。使用する際は1枚ずつ切り取るので、ご家族でご一緒に使用することももちろん可能です。
Family Travelというものを私もはじめて知ったのですが、サイトの説明を読む限りではmamaさんのご理解のとおりだと思います。ただ、先ほどのバスチケット1枚ではそのプランに適用にはならず、2枚使用してDay PASS(1日乗車券)を購入する必要があるようですね。(もちろんバスチケットを使用せず現金$5でも購入可能です)