(私も最初は『えっなにこのキャラクター……?』と思ってたよ。ごめんね。)
大阪住まい、もしくは大阪でお仕事をされている人間にとって、2025年は万博の年だったなぁという気持ちの人は多いのではないでしょうか。
町を歩けばどこを見ても万博。赤と青。そして、なんか目がいっぱいついてる万博公式キャラクター、その名もミャクミャクの存在は、特にこの半年間、ものすごい勢いで刷り込まれていました。
道ゆく人たちのカバンに、大きさや素材が異なる色とりどりのミャクミャクがぶら下がっているのを本当によく見かけました。
ちなみに、私はまったく万博にハマった人間ではありません。
なんなら日常使いの交通機関の日々の混雑に少々ウンザリしていたくらいです。毎日の電車で、ウキウキとしたお出かけ前の人たちとともに混雑した車内にいるのは、なかなかつらいものがありましたねぇ……
そんな私に、運命の日が訪れます。
2025年10月14日がその運命の日でした。
ミャクミャクのポテンシャルすごない?
それは万博閉幕の翌日。
インスタグラムで流れてきた動画がきっかけでした。
特に私がミャクミャク沼にハマるきっかけとなった動画は3本あるのですが、ちょっとそのときの私の気持ちを振り返らせてください。
最終日のパレードで見せた、アバンギャルディwithミャクミャクのキレキレダンス
まず1つ目は、おかっぱ頭の学生服を着た女の子の集団を従え、センターでキレッキレのダンスを披露するミャクミャクの動画です。
『えぇぇえええこの子ってゆるキャラ的ポジションじゃないの??!!!』
当時はアバンギャルディというグループ名すら知らなかった私は、その動画に衝撃を受けました。
めちゃくちゃダンスが上手い集団の中で、着ぐるみ(中の人などいませんが)だということを差し引いても、まったくを引けを取らないダンスを見せるミャクミャクの姿。
『えっそんな短い足で……』
『頭を振る時、手で押さえてるのかわいいな。頭でかいもんな』
『最後のポーズ、手が上がってなくてちゃんとできてない!手ぇ短いもんね!』
見れば見るほどジワジワとおもしろくって、気づけばものすごい回数をリピートしていました。笑
後日ロングバージョンを見たのですが、最初の方は女の子たちの後ろでゆるふわな動きを見せて油断させてからの、満を持してのセンターダンスだったという事実がますますおもしろかったです。
ドローンショーでのサプライズ。おしゃべりしてるミャクミャクがかわいい!!
キレキレダンスでミャクミャクのおもしろさに気づいた私は、また別の動画を見つけました。
それは、万博会場で毎日行われていたドローンショーの、最終日だけのサプライズ。ミャクミャクから来場客へのあいさつ動画でした。
『やっほぉ〜』
なんともゆるい第一声からはじまった、ミャクミャクから万博へきてくれたお客さんたちへの最後のあいさつ。
私、これをはじめて見たとき、自分でもめちゃくちゃ驚いたんですが、
大号泣したんですよね。
それはもう意味がわからないくらいに、涙が止まらなかった。おかげで次の日はすごい顔して仕事へ行くハメになりました。
『万博、たのしかった?』
『うん!ミャクミャクもす〜っごく楽しかったよ!』
『せんきゅー!しーゆー、ば〜いば〜〜い』(本当にこんなひらがなみたいなしゃべり方)
そして消えてゆく、ミャクミャクの姿……
え、こんなん見せられたら誰だって泣くよね?????(万博には1回しか行っていない特に思い入れのなかった人間がなにを言っているんだろう)
ミャクミャクってこんなにかわいい声で、こんなにかわいいしゃべり方するの?全然知らなかった。
ついにはこの動画を見るだけで涙があふれて止まらなくなってしまって、しばらくの間、封印するようになってしまいました。笑
仕事中すらもうっすら涙ぐむときがあったくらいですから。それくらい、なにかが私の琴線に触れたんでしょうね。(疲れてたのかもしれないね。笑)
めざましテレビ出演時の公式まとめ動画が神がかってる
そうしていろいろなミャクミャク動画を見ていたんですが、すでにもう、着ぐるみ(中の人などいない!)のミャクミャクの愛らしさのとりことなっていました。
そんななかで見つけたのが、めざましテレビに出演したときの、番組公式YouTubeチャンネルで公開されていた動画でした。
もうこの動画の中のミャクミャクがかわいくてかわいくて!!!!!
ふわふわぽよぽよのおなか、短い手足でぴょこぴょこ動く姿は愛らしいとしか言いようがない。どんな質問やフリにも明るく前向きな回答でなごませる。さらには映らないところでも気を抜くことなく、表にいるときのミャクミャクと同じ振る舞いを見せてくれていて……
なにこのかわいい生き物!!!!!!
私の中で、めざましテレビのこの動画は伝説の神動画となりました。いやまじでこの動画を公開してくれてありがとう、めざましテレビさん……
『ミャクミャクぽっちゃりだからごめんね……』
これは動画のサムネにもなっていた場面。
テレビ局の狭いセットのすきまをぬって、めざましテレビのキャスターたちのところまで出ていくミャクミャクがつぶやいたセリフでした。
ミャクミャクちゃん、なんて健気な子なの……?????
そんなのスタジオがごちゃごちゃしてるのが悪いのであって、ミャクミャクはなにひとつ悪くないよ!!ミャクミャクがんばってるもん!!!!!
たぶんここで、私は完璧にオチたのでしょう。わたし、ミャクミャク、好き……
万博オフィシャルストアを巡り、ミャクミャクグッズを買い漁る
というわけで、次に起こした行動は、閉幕後も営業を継続してくれていた万博オフィシャルストアを巡り、ミャクミャクグッズを買い漁ることでした。
できればぬいぐるみ系のグッズがほしい。おうちにおいで、ミャクミャクちゃん。
そんな気持ちで数店舗を訪れ、初日に購入したグッズたちはこんな感じとなりました。

正直このときは万博閉幕後のフィーバーみたいなことになっていて、めぼしいグッズはほとんどありませんでした。(これはまぁ今現在もそうなのですが……)
唯一残っていたぬいぐるみは、写真に写っている顔だけのマスコットのボールチェーンタイプと、後ろに針がついているバッジタイプ。
そしてこの立ちタイプのぬいぐるみ。そこそこいいお値段(通称:万博価格というらしい)なので購入するか迷ったのですが、タグに書かれた商品名、『エッヘンタイプ』という文字列を見かけた瞬間に、両手で抱っこしていました。
いやだってなにその商品名、かわいすぎる……エッヘンて……
その後、他のタイプのぬいぐるみを購入する機会に恵まれたため、改めてじっくりとエッヘンちゃんのお顔を眺めてみたんですが、なんとなく他のタイプの子たちよりも口角が上がっているのに気づきました。
『あぁ!エッヘンってそういう!!』
他よりも、ほんのちょっとドヤ顔しているエッヘンタイプちゃん。かわいい。
リニューアルした大丸梅田店ストアで、もっちりミャクミャクちゃんと出会う

まさかの万博閉幕後にリニューアルし、これまでよりも店舗面積がガツンと増えた大丸梅田店のオフィシャルストア。閉幕後に……?
しばらくは整理券がないと入場すらできない人気っぷりなのですが、私もすでに何度か通っています。もう立派なオタクです。
そんななかで、ある日私は、ついにこの子と出会うことができました。

もっちりミャクミャクちゃんの立タイプぬいぐるみ!!!!!
これね、ミャクミャクにハマってからずっとずっと欲しかったタイプの子で、各SNSで見かけるこの子を愛でている写真たちが本当にうらやましくて仕方なかったんです。
私が購入できたときは、スタッフさんからの直接手渡しで自分で選ぶことはできなかったのですが、私の手の中に来てくれた瞬間から、この子は私にとって世界一かわいいもちミャクちゃんだよ……

実際に手にしたもちミャクちゃんは、思っていたよりもどっしりむっちりしていて、全体的に横長で、まさにもっちり。思わず少し笑ってしまいました。
おうちにいるエッヘンちゃんがわりとシュッとしてるから、その差がすごくって……
本当に本当にかわいい。かわいい……
うちに来てくれてありがとうね。大事にするからね。
我が家のミャクミャクぬいぐるみを見てみて!

(なんか並ぶと、ミャクミャクの成長とか進化の過程っぽさがあるな……)
そんなこんなで、我が家には3タイプのミャクミャクぬいぐるみがあります。
座っている子は近鉄ストア限定のもちもちミャクミャク。もっちりちゃんとはまた別のシリーズです。
もちもちちゃんは手触りがとにかく最高で、ずっと触っていたいくらい気持ちいいんですよ。関西圏の人間にしか伝わらない例えになりますが、阪急電車の座席がさらにやわらかくなったみたいな。
ていうか、ミャクミャクのぬいぐるみたちは全般が手触りがいいです。さらさらふわふわ、そしてもちもち。最高です。
ミャクミャクにハマり、ぬい活の楽しさに目覚める
お出かけに連れて行くのにぴったりサイズのもちミャクちゃんを手にしたことで、私は『ぬい活』というものに目覚めました。
これがもう楽しくて楽しくて!
ぬいぐるみやアクスタを連れて歩く人たちがあんなに多い理由がわかりました。これはハマる。

期間限定のミャクミャクマンホール。これまでなら普通にスルーしていたものも、いまの私にとっては推し活となる。

界隈で大人気のミャクミャクのおしりのお目々。withもちミャクちゃん。

どら焼きとミャクミャク。
たっ……
たのしーーーーーーー!!!!!!!!
ぬいぐるみと写真を撮るだけで、こんなに楽しいってすごいね?!

もちミャクちゃん、からあげとビールだよ。
こういう、ごはんとぬいぐるみを一緒に写真に撮るの、やってみたかった……すごくたのしい……
インドアで出不精(なのに旅好き)な私が、休みの日に外へ出る頻度がわかりやすくアップしました。
それもひとえに、もちミャクちゃんにいろんなものを見せてあげたい。その一心です。
フェリシモで開催されている『ミャクミャク誕生ものがたり』展へ行ってきました
この間のお休みに、神戸のフェリシモで開催されている『ミャクミャク誕生ものがたり』という展覧会へ行ってきました。
【入場無料】ミャクミャク誕生の秘密が明らかに!初公開の山下浩平氏サイン入りの絵本画でたどる『ミャクミャク誕生ものがたり』展、神戸で11月5日(水)より開催 | フェリシモ
場所は各線三ノ宮駅からは徒歩20分近くと少し離れているのですが、ここ最近のほどよい気候のなか、気持ちよく歩いていくことができました。

内容はこんな感じで、ミャクミャクの生みの親である山下浩平さんの絵本画がずらっと並んでいます。
ほかにもミャクミャクを生み出すときに書かれていたラフ画なども展示されていて、ミャクミャクファンにはたまらない空間でした!

室内はすべて撮影OK。
私も展示パネルのミャクミャクと一緒に、うちのもちミャクちゃんも記念撮影させてもらったりしました。
このおねむなミャクミャク、すごくかわいくて大好きなんです。おふとんかけてあげたい。
展示自体はかなりこじんまりとした規模感なのですが、ミャクミャクが好きな人はとても楽しめる空間だと思います。
なにより無料ですから!神戸散歩のついでにでも、ぜひとも立ち寄ってみてください。
かわいいミャクミャクたちが家で待っているので、早く帰らせてください
こうして今日のブログタイトルに戻ってくるわけですね。
ただでさえおうち大好き定時人間だった私ですが、最近では本当にもう一刻も早く家に帰りたい人となりました。
だって、我が家にはかわいいかわいいミャクミャクたちが、私の帰りを待っているんです。
それくらい、ミャクミャク(の、ぬいぐるみ)は、私の生活を変えました。
ぬい活って、かわいがって無責任に甘やかし倒したくなる気持ちが自然にわきあがってくるんですよね。どこまでも猫っ可愛がりしたくなる。
人類みんながぬい活をすれば、きっと世界は平和になるよ。
そう言い切ってしまうくらい、ミャクミャクに夢中な私がいます。
まだしばらくは世間でもミャクミャクフィーバーが続きそうなので、供給をありがたく受け取って、私も私のミャク活(ミャクミャクの推し活の略)を楽しんでいこうと思います。

ミャクミャクのためだけというわけではないけれど、ついに、人生初Macをゲットしました。
このことについても、また後日あらためて。



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