今年も無事に梅雨に突入してなんならそろそろ梅雨明けかという今日この頃。
日々順調に気温・湿度ともに上昇していますね。気温に至っては3月くらいから高くない?夏、気が早すぎない?
この季節、私のような汗かきにとって心から歓迎できない季節です。
もうね、家を出た瞬間からまとわりつく湿気、べたつく肌、流れ止まらぬ大粒の汗。対策を講じずに外出することは自殺行為に近いものがあります。
まだ7月半ばだよ。これから最低でも3ヶ月はそういうしんどい時期が続くのが確定してるの、本気で鬱すぎる。本当に、心の底から、汗かきたくない。もーーーやだーーーーーー!!!!!!
代謝をよくして質のいい汗をかこう!と言うけれど
この時期になると、どこからともなく聞こえてきますよね。
『この時期はまだ暑さに体が慣れ切っていません。無理のない程度に体を暑さに鳴らしていき、汗をかくようにしましょう』ってさ。
はぁ、暑熱順化?(からだを暑さに慣れさせることをこう言うそうですよ)適度に汗をかくようにしようだ?
さらさらの汗はニオわないから、どんどんかきましょう、でしたっけ。
あの、暑がりの汗かきである私の、一個人の意見ではあるんですけどね。
こちとらほっといても人並み以上に汗を垂れ流してんですよ。ごたくはいいから汗を止める方法を教えろってんだよ!!!!
一個人の意見とはいいましたが、これ、汗かき民の心の声の代弁だと思っています。
電車の中でただ一人汗を垂れ流しながらハンディファンの風を必死であびたことある?(今の私)
通勤路を行きと帰りで通る道を変えたことある?(太陽が出てる方角が変わって日当たりも変わるから)
朝の通勤、わざわざ会社の最寄り駅で15〜20分の休憩をはさむルーティンを組んだ経験ありますか?
え?何でって、普通に行くと職場で汗がとんでもないことになるので、途中で無理やりクールダウンをはさんでるんですよ。そのぶん早く起きて早く出発してるんですよ。汗のために。
年の半分くらい、問答無用で白か黒のトップスしか着られない気持ちがわかる?(実は黒もあぶない、汗って結晶化するからね……)そんなんもう白一択じゃないか。
ここまでくると、質のいいサラサラの汗とか心底どうでもよくて。切実に汗を止めたいんですよ。せめて人並みの汗の量になりたい。
汗かきの人にオススメする暑さ対策必需品!なんて嘘だと思ってる
この時期は「汗かきの私がオススメする、これがないと夏が越せない私の必需品!」みたいなツイートが毎年バズりますね。だいたい似たようなラインナップのやつ。
あれ書いてるの、絶対に本当の暑がりの汗かきの人じゃないやろと思ってます。
オススメされてる冷感アイテムだって、せいぜい一瞬ひんやり感があっても涼しいと感じたことないし、(だいたい「これつけたらもはや極寒」みたいな言い回ししてるんですよね。それに一縷の望みをかけて試してみて毎回絶望する。これが真の汗かき。)
制汗アイテムを使ってもビタイチ汗の量は減ったことない。
『汗を制する』と書いて制汗じゃないのか。看板に偽りありだと思うよ。
いいなぁ、私もスプレーひと吹きで極寒になって電車の中でこごえたい。汗じみなんて全然気にならない経験がしてみたいわぁ。きっと汗で髪がびしょ濡れになって『シャワー浴びた?』なんて聞かれた経験とかないんだろうなぁ。
いかん、ひがみっぽくなってきた。
それでも、今年こそは素晴らしい商品と出会えるのではないかと、今日もけなげにバズツイートにしっかりと目を通しています。(今はツイートじゃなくてポストっていうらしいよ)
暑がり汗かきの私が実際に使っているもの
ここからは私が実際に夏場の汗対策に使っているものを紹介していきます。来年、それ以降の自分のための備忘録でもあります。
私の夏の汗対策レギュラーメンバーはこちら。
- ギャツビーの汗拭きシート
- マークスアンドウェブのアフターサンジェル
- ハンディファン
- グレンズレメディ
いや、少なくない?と感じた人も多いと思います。汗かきだなんだ言うわりには装備が軽すぎないか?と思われたのではないかと。
だってこれはね、もう世の中に出ている商品たちの中で、『これはまぁ効果あったかな』と感じるものが本当に少ないんですよ。わたくしのお眼鏡にかなう商品があまりに少ない。
ただでさえ暑いのに余計な荷物は増やしたくない。それならもう本当に信頼のおけるものだけを使おう、となると、こんなもんになりました。
ギャツビーの汗ふきシート
一つ目はこれ。ギャツビーの汗ふきシート(氷冷)です。
だいたいどこのドラッグストアにも置いてあって、手に取りやすい価格なのがありがたいですね。いろいろな香りがありますが、私は桃の香りをメインに使用しています。
メンズ商品売り場に置いてあるので、ちょっとお店の奥まで探さないと見つからないかもしれません。
これの何がいいって、何といっても体をふいた時の強いひんやり感。そしてそれが比較的長く続くこと。レディースの商品では味わえない本気を感じられます。
シート自体も大きめでしっかりしているので、1枚で体全体をふききれるのも素敵ポイント。
ただし、そのぶん『お肌にはよくないだろうなー』というのがひしひしと伝わってきます。お肌が弱めの人が使うと、すぐに荒れたりかゆくなったりしそうです。
私は自分の肌の強さを信じて、朝の通勤時には胸元にシートを挟んで小一時間ほど歩いていますがね。胸元が涼しいと少しだけ暑さがやわらぐ気がします。
この『胸元に汗ふきシートをはさむ』というのは、暑がり界隈では有名なライフハックなので、よければぜひ。
あとは香りが非常に強い。(強すぎる)1回使うと、1日中からだから桃の香りがします。くさいよりはマシだと思うけど……無香料のやつ出してくれないかなぁ。
家からはさんでいくのに1枚。さらに職場に着いてから体を拭くのに最低1枚必要なので、家用と職場用に1パックずつ置いています。
マークスアンドウェブのアフターサンジェル
皮膚にふれるとスースーするってやつですね。
アフターサンジェルとうたっていますが、私はこの時期ありとあらゆるタイミングで体中に塗りたくっています。
こういう商品はいろいろな種類がありますが、冷感、持続感、そしてコスパを考慮すると、これが一番いいかなーという感じです。とはいえ、これだけでは正直そこまで力強い対策アイテムではないと思うのが本音ですが、まぁないよりは全然マシです。
ハンディファン
携帯扇風機です。
こういう商品、数年前から登場していまや完全に市民権を得ましたよね。開発してくれた人、本当にありがとうございます。
これも正直『ないよりマシ』ではあるのですが、それでも直に風を感じられるのはとてもありがたいですから。特に、先ほど紹介した汗ふきシートやジェルを使った後の肌にピンポイントで風をあてられるのは非常に助かります。
注意絵として、気温が体温に近いものになった日は、屋外での使用はやめたほうがいいらしいですよ。
グレンズレメディ
これは汗対策とはちょっとズレるのですが、靴のニオイ対策としては最高峰だと思っているのでついでに紹介します。
見た目は片栗粉のようなサラサラの白い粉です。
これを小さじ1ほど靴の中にふりかけると、マジでニオイが消えます。というか最初からしない。
初日は足に白い粉がつくので、靴をぬがないお出かけの日に使うのがおすすめ。
海外の商品なので偽物も多く出回っているようですが、購入の際は気をつけて!!
汗対策、効果をあまり感じなかったもの
ギャツビー以外の汗拭きシート
いろいろと使ってきましたが、どれもこれも弱すぎるんですよ。
まぁ、拭いた瞬間はどれもちゃんとひんやりします。ただし持続感がない。こっちはあとからあとから汗は吹き出てるもんで、それならタオルで汗を拭くのとまじで何も変わらないんですよね。
制汗スプレー
脇にシューってするやつ全般です。制汗とは?って感じ。もっと本気出せよ!!!!!
しかもこの手のスプレー、捨てるのが面倒すぎませんか?ガスを抜いて、爆発しないよう針をさして……っていう一連の作業が本当に面倒なので、ガスのスプレーは買わなくなりました。
うちわ、扇子
見た目は雅(みやび)でいいんじゃないでしょうか。ただそれだけ。
それ以外全てにおいてハンディファンには勝てない。
あんまりあげつらうとただの誹謗中傷になってしまうので、ここまでにしておきましょう。
今後使ってみようかと思っているもの
日々化学は進歩しているように、汗対策の商品も進歩しています。私もその進化についていけるよう、新しいものはどんどん試してゆく所存です。
遮光100%、遮熱効果のある日傘
日傘、使ってないの??????
ここまでやいやい言っといて、実は日傘未経験者なんですよね。
夏の対策の基本中の基本な気もするんですが、実はまだ手を出していません。『まるでビルの日陰にいるかのよう』みたいなコメントがにわかに信じられなくて。あと、気軽に試すにはちょっと高いんですよねぇ。ほら。
なんか遮光率は100%じゃないとダメとか言うし。100%のはどれもお高いし。
2〜3年おきに買い替えしないと効果が薄れるって聞くし。(うじうじ)
首に巻く冷たいリング
正式名称はなんていうの?
これも最近はいろんなところで見かけるんですが、値段がピンキリ過ぎてどれを買えばいいかわからない。安いものだと数百円、高いものだと3000円とかもっとするじゃないですか……
日傘といいリングといい、このへんは荷物を増やしたくない人間にとっては究極の選択なもので、踏ん切りがつかなくって。
とくに日傘はなーー邪魔でしかないやつじゃないですか。雨の日の傘も邪魔なのに、晴れている日はせめて少しでも身軽に過ごしたいんです。
今年の夏も無事に乗り切ってやる!!
泣いても笑っても、梅雨が明けたあとには夏がきます。
毎年毎年、『今年は記録的な猛暑』って言われ続けてイヤになりますが、耐えて、乗り越えるしかないんですよね。
ベースは引きこもることを基本戦術として、それ以外のときはできる限りの対策をして。
快適に過ごすことはもうあきらめているので、せめて少しでも早く汗をひかせられるよう、今年も頑張っていこうと思います。
早く早く、少しでも早く、秋が来ますように……
汗かき仲間のみなさま、ともに頑張って耐えましょうね!!
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