ぼっちでさみしい年越しをし、2017年を迎えたユキコです。
その節は明けましておめでとうございました。
年が明けて1月1日、日本にいるなら初詣なんかに出かける日ですね。
私は今メキシコにいるので、ちゃんとした初詣は無理っぽい。
だとしてもそれっぽいことはしたいし、できたらどっか行きたいなーとぼんやり思っていました。
そんなわけで、選んだのが遺跡見学です。
カンクンからもほど近い、マヤ文明の遺跡が残るチチェン・イッツァへ行ってきました!
カンクン発、チチェン・イッツァへの行き方
カンクンからチチェン・イッツァまでは、バスで行くのが一般的です。
いくつかバス会社やバスの等級がありますが、一押しなのがADO(アデオ)の一等バスを利用することです。
チチェン・イッツァ行きのADOの一等バスは1日に1本しかありませんが、カンクンを朝の8:45に出て、チチェン・イッツァを夕方の16:30に出発するという理想的な時間のバスです。
どちらもカンクンのバスターミナルでサクッと予約ができるので、行き帰りの心配をしなくてもいいのが嬉しい。
しかもこのバス、チチェン・イッツァでは遺跡に隣接した駐車場まで連れて行ってくれます。
そこでバスを降りたら、遺跡までは徒歩30秒。帰りももちろん同じ場所から乗せていってもらえます。
料金は片道268ペソ(約1500円)でややお高く感じるかもしれませんが、何より一等バスという安心感もあり、ツアーなどに参加されない人にはとてもいいと思いますよ!
壮大なマヤ文明遺跡、チチェン・イッツァ
(エントランスから遺跡まで続くお土産物の露店)
バスを降りたらメインエントランスでチケットを購入し、中に入ります。
入場料は232ペソ(約1300円)と、今までのメキシコの遺跡の入場料としては少しお高め。
遺跡までのお土産屋さんロードを通り抜けると一気に視界が広がり、いきなりの大ピラミッドがお出迎えしてくれます!
エスカルティーショ
こちらはエルカスティージョという、チチェン・イッツァの中心的な神殿です。
ここで少しエルカスティージョについての説明を引用させていただきますね。
エルカスティージョはそれ全体でマヤの暦を表している。四方の階段は各91段ずつあるので(91×4=364)、これに頂上の1段を加えると、1年365日となる。
また、この神殿は9層の基壇で構成され、それが中央会談で二分されるため(9×2=18)、これは1年が18ヶ月に分けられていたハアブ層の月数を表している。
出典:地球の歩き方 ガイドブックB19メキシコより
というわけで、このピラミッドそのものが暦を表しているんですって。
そしてこの階段の下にある蛇の頭(ククルカン)。
この側面には年に2回、春分の日と秋分の日にだけ、影によって羽がはえるんだそうです。
これら全てが当時の人たちによって計算ずくで作られたもの。
もう、すごいとしか言いようがありません。
戦士の宮殿
続いてこちらは戦士の神殿。
この石柱の様子から、『千本柱の神殿』ともいわれているそうです。
球戯場
ここは球戯場。
球戯場はとても広かったので、私のカメラでは全体をおさめることができませんでした。
というか、球技じゃなくて、球【戯】なのね。
ここではツアーの人たちがガイドさんの話を聞いていました。
壁の上の方にあるリング、見えますか?
これが球戯のゴールとして利用された石の輪です。
勝った者か負けた者かはいまだに解明されていません。
ですが、かならず勝負のあと、どちらかのチームのキャプテンが首をはねられ生贄としてささげられました。
そうです、だから球【戯】なんですね。
高僧の墳墓
これは高僧の墳墓。
カラコル
これはカラコルという建物だそう。
真ん中にあるドームは、当時マヤの天文台だったと推測されています。
やっぱりそこは現代と同じような形なんだなー。
尼僧院
こちらは尼僧院。
名前は尼僧院と命名されているものの、役割などはいまも一切不明だそうです。
途中で暑さに負けて買ったアイス。(ただの余談)
このアイス、いちごのつぶつぶが入ってて、フレッシュで甘酸っぱくておいしかった!!
こんな毒々しい色してるのに!!笑
お正月にメキシコのマヤの遺跡巡り、わりとありかもしれない
チチェン・イッツァには、こんな風にひろーーーーい芝生のスペースがあります。
ここに座ってアイスなんか食べながら、ぼーっとピラミッドを眺めてみたりなんかして、なかなか素敵な時間を過ごせましたよ。
バスの時間的にもツアーなんかと比べてかなりゆっくり過ごせましたし、おひとり様チチェン・イッツァは個人的におすすめです。
以上、お正月にひとりでチチェン・イッツァに行ってきたお話でした!
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