海外に行くと、日本と同じように医療が受けられなくなることは周知の事実です。いや、実際には受けられるけど、そのためには莫大なお金がかかります。
日本で受けている医療も、保険によって3割の負担で済んでいるだけですからね。
特に歯のトラブルは、海外では絶対に当たりたくないものです。
というわけで、ワーホリ準備の一環として私も歯医者に行きました。もうすでに3月頃に親知らずの抜歯は済ませ、現在は定期健診を受けています。
今回はその時のお話を少ししましょうか。
親知らずの抜歯がどんなものになるかは人それぞれ
私が親知らずの抜歯を決めたのは、今年のはじめの1月頃でした。というより、ワーホリを決めて情報を集め出した頃からずっと行こうと決めていました。
それをなぜ今年の3月までのばしたかというと…。
みなさん、親知らずの抜歯って、どんなものだと思います?よければ検索してみてください。おそろしい体験談を知ることができます。
麻酔して、歯茎を切りひらいて?歯を削って分解して?それでも無理なら砕いて…。
……あんな大きな歯を?砕く?え、口の中で何する気?
抜く時に神経にさわることもあるとか、麻酔が切れたら地獄だとか。ごはんが食べられなくて何kgもやせたとか。
そんな情報ばっかり出てくるんですよう…。
その頃私は、左下の親知らずが少しだけ飛び出している状態でした。当時はその部分の歯茎も腫れてきていて、恐怖感だけが募っていきました。
が!
まずは行ってみよう!ととりあえず歯医者へ行きました。
年末には海外へ行くこと。ずいぶんと歯医者へは来ていなかったこと。親知らずを抜きたい。
これだけを伝えて検査をしてもらいました。
結論から言うと、私の親知らず抜歯はものすごく簡単でした。
まず本来であれば4本あるはずの親知らず、私には2本しかありませんでした。左下の親知らずはまっすぐとはえてきていて、抜歯にかかった時間は15秒ほど。残る右上の親知らずは、骨の具合からみておそらく一生はえてこないだろう、と。
一番衝撃的だったのは、抜歯のあまりの簡単さでした。
麻酔を2度ほどして、歯茎を切開して、先生がちょっとぐりぐりして。少しだけ下あごをおさえられ、ぐっと力を入れたと感じた時にはもう抜けていたらしいです。らしい、というのは『もう抜けましたよー』と歯科衛生士さんに声をかけられるまで気付かなかったからです。
麻酔が抜けてからも痛みはほとんどなく、痛み止めもほとんどのみませんでした。
これを読んでいる方で、親知らずの抜歯を決めかねている方。親知らずの抜歯の程度は、本当に人それぞれです。
とりあえず自分の歯はどんな感じなのか、一度検査に行ってみることをおすすめします。
…恐怖体験の方に当てはまったら、その時はごめんなさいです!
何より大事な歯の定期メンテナンス
私は親知らずの抜歯よりも、むしろ普段の定期健診の重要さを教えてもらえたことがメインだったように思います。
抜歯前の健診では虫歯はありませんでした。でも私、実は軽い歯肉炎だったことがわかりまして。
正しいブラッシングと、歯石取りによる歯のクリーニングを現在はしてもらっています。
歯を磨いた時、血が出てきたことってないですか?
あれって実は歯茎の炎症部分から血が出ているんだそうですよ。そしてその出た血はちゃんと出し切って、炎症部分の循環を活発にしてあげた方がいいんです。
歯磨き中に出血があると、その部分を避けてしまいがちですよね。
でも違うんです。むしろそこの歯と歯茎の間の部分をきちんと磨いて歯垢をかき出して、どんどん血を出した方がいいんだそうです!
はじめて教わった時、私の歯をブラッシングしながら流血させてくれた歯科衛生士さん。内心『この美人さん容赦ない、おっかない…!』と思いながら聞いていました。それぐらいの、なかなかの出血量でした。
今では歯磨き中の出血もなくなりました。普段からのきちんとしたケアが、やっぱりいちばん大事です。
おすすめの歯のケア用品
最後に歯医者さんで教えてもらったおすすめケア用品をのせておきます。今までこんなに歯磨きに関して真剣に考えたことなかったよ…。
糸ようじってやつですね。
これで歯と歯茎の間をごしごししています。最初は歯科衛生士さんにやってもらったんですが、けっこうグイグイされてびっくりします。笑
メーカーがどうこうではなく、ブラシ部分が小さいものがいいです。磨く時は歯と平行に、歯のはえ際は歯茎の中をかき出すように、とのことです。
これを使うと歯のツルツルが長続きします!ちょっと刺激的な味ですが、慣れるとこれが病みつきになるんですー。
以上、こんな感じで親知らず抜歯の報告でした!
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